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【論文式試験】第5問(H25/2013)

  • okaikeikochira
  • 2022年7月21日
  • 読了時間: 2分

(出題論点)

更新予定


(出題の趣旨)

本問は、財務会計の基礎概念を説明している概念フレームワークを題材にして、 一般目的財務報告の目的および財務情報(会計情報)の基本的な質的特性に記載 されている内容が個々の会計処理にどう反映されているかの理解を求めている。 それは、公認会計士として必要な原則ベースの財務報告基準を解釈し、個々の会 計処理に適用する能力を問うことになる。また、図表や計算を通して財務報告基 準を問うことによって、公認会計士として必要な多面的な説明力や注意力も求め ている。

問1 財務会計の基礎概念を示すものが、現代社会の要請によって、どうして企業会 計原則から概念フレームワークへと移行しようとしているのかを問うている。

問2 財務報告基準において徐々に公正価値測定が採用されてきている現状を踏ま え、これまで主に取得原価が選好されてきた理由を問うている。そこでは、財務 情報(会計情報)の基本的な質的特性の理解を求めている。

問3 資産除去債務の会計処理に関して、引当金処理と資産負債の両建処理の考え方 を図で示し、これらの会計処理が本質的に理解できているかどうかを計算問題も 交えて問うている。

問4 現在価値技法について、その将来キャッシュフローの見積り方法と割引率の決 定方法に関する基本的な理解とその適用(計算)について問うている。

問5 発生基準の基本的な考え方を問うと同時に、現金規準との比較を通して、財務 業績評価の本質的な理解ができているかどうかを問うている。

問6 取得原価基準の本質についての理解を求めている。まず棚卸資産の低価法評価 を題材として、その基本的な理解を強制適用と任意適用の比較で問い、次に売買 目的有価証券の時価評価と有形固定資産の原価評価について、理論的根拠を問う ている。

 
 
 

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