【論文式試験】第5問(H28/2016)
- okaikeikochira
- 2022年7月21日
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(出題論点)更新予定

(出題の趣旨)
本問は、在外子会社を有した企業集団において企業活動が行われるようにな っていること、諸外国の多くにおいて連結財務諸表の作成に国際財務報告基準 (IFRS)の適用が要請あるいは容認されていること等の現状から、日本の公認会 計士等に求められる日本の会計基準への理解と、国際的会計基準への対応に関 する能力について問うものである。企業会計基準委員会が公表している実務対 応報告第 18 号「連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面 の取扱い」に焦点を当てて、日本の会計基準の理論的根拠と実務上の修正手続 に加え、グローバル企業における連結財務諸表の作成手続全般について問う総 合問題である。
問題1 問題1は、日本の会計基準と IFRS との相違に焦点を当てて、日本における 会計基準の理論的根拠および会計基準全体の特徴についての理解を問うてい る。
問題2 問題2は、IFRS から日本の会計基準への修正事項に関して、会計処理を統 一する手続に必要な仕訳を行う能力について問うている。
問題3 問題3は、在外子会社の外貨表示財務諸表項目の換算手続についての理解 を問うている。
問題4 問題4は、連結財務諸表の作成における連結修正仕訳を行う能力と、連結 財務諸表を作成する能力について問うている。
(試験委員)

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