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【論文式試験】第5問(H30/2018)

  • okaikeikochira
  • 2022年7月21日
  • 読了時間: 2分

(出題論点)更新予定



(出題の趣旨)

本問は、連結財務諸表の作成に関する基本的な知識と応用的な能力を問うことをねらい とする総合問題である。

問題1 国内子会社と国外子会社を有している企業を想定し、連結財務諸表を作成する能力を 確認する問題である。段階取得による子会社の取得、研究開発を含む無形資産の識別、 取得関連費用の取扱い、支配獲得後の持分の変動、並びに外貨表示財務諸表の換算等の 論点に関する総合的な理解が求められる。

問題2 連結財務諸表、企業結合および持分法に係る会計基準については、国際的なコンバー ジェンスの観点から、数回にわたる改正が行われてきた。このような中で、連結による 会計処理と持分法による会計処理の取扱いの差異が変化してきている。本問は、現行基 準における、このような連結と持分法の会計処理の相違点について基本的な理解を問う 問題である。

問題3 のれんは、企業の財政状態および経営成績に重要な影響を及ぼしうるものであるため、 アナリストや投資家等に注目されている会計数値の1つである。のれんの金額の主な変 動要因としては、償却および減損処理が挙げられるが、のれんの金額はこれら以外の要 因によっても変動しうる。本問は、「のれん」の金額が、企業結合後に大きく変動する場 合の原因について、会計基準を参照し、それを踏まえて平易に説明する能力を問う問題 である。


(試験委員)


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